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ライトニング対応ビットコインウォレットを使ってみよう

Lightning Base では決済方法として、BTC(ビットコイン)によるオンチェーン支払い、およびライトニング決済を導入しています。

特にライトニング決済は、ビットコインをライトニング決済対応ウォレットで管理していれば、送金手数料も非常に安く、かつ高速に決済が完了するため、とても便利です。

また、Lightning Base では、BTC・ライトニング決済を選択していただくと、商品購入代金が割引になるサービスも実施しており、ぜひ、お客様には BTC・ライトニング決済をご利用いただきたいと思っております。

とはいえ、まだビットコインに詳しくない方、ライトニング決済未経験の方にとっては、どのウォレットを選べばよいのか、実際にどのようにライトニング決済で支払えばよいのかがわからないという方も多いと思います。

そこで、今回は、そんなライトニング決済初心者の方々に向けて、ライトニング決済に対応した代表的なビットコインウォレットである「Wallet of Satoshi」と「Phoenix Wallet」の2つを取り上げ、それぞれの特徴や使い方についてまとめてみたいと思います。

そもそもなぜライトニング決済を使うの?

前提として、なぜライトニング決済をオススメしているのかについて簡単に触れておきましょう。

ビットコインを送金する方法としては以下の2つの方法があります。

  • オンチェーンによる送金
  • ライトニングネットワークによる送金

オンチェーンの送金というのは、普段、皆さんが暗号資産取引所間でビットコインを移動したりする際に使用している最も基本的な送金方法です。

オンチェーン送金の特徴と課題

オンチェーン送金とは、ビットコインのブロックチェーン上で直接行われる取引のことです。この方法では、取引はブロックに記録され、マイナーによって承認されます。

オンチェーン送金の課題
  • 処理速度が遅い:取引の確認に10分〜1時間程度かかることがあります
  • 高い手数料:ネットワークが混雑すると手数料が高騰することがあります
  • スケーラビリティの問題:ブロックサイズの制限により、1秒あたりの処理件数に上限があります

ライトニングネットワーク送金のメリット

ライトニングネットワークは、これらの課題を解決するためにビットコインのメインチェーン上に構築された「レイヤー2」ソリューションです。

ライトニング送金の主なメリット
  • 即時決済:取引は数秒で完了します
  • 低い手数料:オンチェーン送金と比較して格段に安い手数料で送金可能です
  • マイクロペイメント対応:少額決済(数円単位)も経済的に行えます
  • 高いスケーラビリティ:オンチェーンと比較して極めて高いスケーラビリティをもちます

具体的な比較例

特徴オンチェーン送金ライトニング送金
処理時間10分〜1時間1〜3秒
手数料数百円〜数千円(混雑時)数円以下
少額決済への適性低い(手数料が高すぎる)高い(マイクロペイメント可能)
セキュリティ非常に高い高い(リスクとのトレードオフあり)
初期設定の複雑さ簡単やや複雑(選択するウォレットによっては簡単)

日常的な利用シーンを例に解説

例えば、コーヒー1杯(500円)を購入する場合を考えてみましょう。

  • オンチェーン送金:手数料が500円以上かかる可能性あり、また、決済完了までに数分~数十分かかる可能性も高く、実質的に利用困難
  • ライトニング送金:手数料は1円未満で、数秒で決済完了。PayPay などの決済アプリやクレジットカードなどとほぼ同等の利便性

上記の例を見ていただくとおわかりの様に、もし仮にオンチェーン送金しかできない場合、ビットコインで「少額」のものを購入するのは難しくなってしまいます。ライトニング決済はこの問題を解決し、数十円、数百円の支払いでもビットコインを利用可能にする便利な仕組みなのです。

つまり、ライトニング決済はビットコインに下記のようなメリット、利便性を提供するものです。ライトニング決済が、日常使いに適していることがおわかりいただけたのではないでしょうか。

  • 日常的な少額決済に最適:コーヒーやランチなど日常的な支払いに適しています
  • 手数料の節約:特に頻繁に取引を行うユーザーには大きなコスト削減になります
  • スムーズな利用体験:即時決済によりストレスフリーな支払い体験が可能です
  • ビットコインの実用性向上:「価値の保存手段」だけでなく「決済手段」としての機能を強化

オススメのライトニング決済対応ウォレット

今回は、下記の2つのウォレットを紹介してみたいと思います。どちらもライトニング決済対応ウォレットとしては人気で、利用者も多く、また信頼性も高いウォレットです。

まずはこれらウォレットのどちらかを使ってみていただいて、ライトニングウォレットやライトニング決済に慣れていただくことをオススメします。

  1. Wallet of Satoshi
  2. Phoenix Wallet

これら2つのウォレットにはそれぞれ特徴があります。以下に簡単な比較表を作ってみましたので参考までにご確認ください。

Wallet of Satoshi と Phoenix Wallet の比較表

特徴Wallet of SatoshiPhoenix Wallet
ウォレットタイプカストディ(第三者管理型)セルフカストディ(自己管理型)
秘密鍵の管理事業者が管理ユーザー自身が管理
チャンネル開設費用不要必要(オンチェーンでの初回入金時のみ 1,000 sat 必要)
初期設定の複雑さ非常に簡単やや複雑
技術的知識の必要性最小限中程度
セキュリティレベル高いと思われるが、前提として運営する事業者への信頼が必要高(自己管理なので各自の管理方法に依存する)
プライバシー事業者が取引を把握する可能性あり
ライトニング送金手数料送金ルート上のライトニングノードからのルーティング手数料(ゼロになるケースもある)0.4 % + 4 sat 固定(記事執筆時点)
受信の容易さ簡単チャンネル容量に依存
オフライン受信可能不可
対応OSiOS、AndroidiOS、Android
カスタマイズ性中〜高
バックアップ方法アカウント復旧(メールアドレスの登録が必要)リカバリーコード
リスク事業者によるサービス終了や日本撤退などによるサービス停止リカバリーコード紛失などによるセルフGOX
オープンソースいいえはい(公式リポジトリ
推奨ユーザー初心者、少額取引中級者、より大きな取引

Wallet of Satoshi

Wallet of Satoshi は、オーストラリアに拠点を置くビットコインウォレットアプリケーションを提供する企業、Wallet of Satoshi Pty Ltd が提供するライトニング対応ウォレットです。

Wallet of Satoshi は、カストディ型(第三者管理型)ウォレットの一種で、企業が運営するサービスとしてビットコインの保管と決済機能を提供しています。PayPay や LINE Pay のような決済アプリに、ビットコイン専用のウォレット機能とライトニング決済機能を組み合わせたようなサービスとイメージするとわかりやすいでしょう。

事業者が提供するサービスのメリットとして、アプリケーションをインストールするだけで特に細かいことを気にせず、すぐに使い始めることができる点や、メールアドレスを登録しておくだけで、万が一、インストールしたスマートフォンが壊れたり、機種変更した際にも、簡単にウォレットの復旧ができることなどが挙げられます。

特に初心者の方には最適で、手軽にライトニング決済を試せますので、「はじめてライトニング対応ウォレットを使ってみる」という方はここからはじめてみるとよいでしょう。

Phoenix Wallet

Phoenix Wallet は、オープンソースで開発されているライトニング対応ウォレットです。

アプリをインストールしたスマートフォン上に軽量なライトニングノードを立ち上げることで、即時、かつ低手数料の送受金を実現します。

Phoenix Wallet はセルフカストディアル(自己管理型)ウォレットで、秘密鍵は端末内にのみ保存されます。そのため、取引所のような中央集権的なハッキングリスクは回避できます。

ただし、チャンネル管理など一部の操作には ACINQ(開発元企業)のバックエンドとの連携が必要なため、完全に自律したノード運用とは異なる側面もあります。それでも、高いプライバシーとセキュリティを重視したライトニング決済の運用が可能です。

また、ライトニングチャンネルの開設、インバウンドキャパシティの管理など、ライトニングネットワークの仕組みについてある程度の理解がないとわかりにくい点も多いため、完全な初心者の方にはあまりオススメできません。

まずは、Wallet of Satoshi でライトニング決済デビューをしていただいて、慣れてきたら Phoenix Wallet にステップアップするというのでもよいでしょう。

実際の支払い方法(ライトニング決済)

どちらのウォレットも、暗号資産取引所で購入するなどしたビットコインを、まずはオンチェーンでウォレットに必要な額だけ入金する必要があります。PayPay アプリなどでいう、「チャージ」だと思ってください。

ライトニング決済向けのウォレットは、その仕組み上、多額の資産を管理するような用途には向いていません。あくまで普段の決済に使用するのに必要な額だけを送金するようにしましょう。

アプリケーションのインストールや、初回のオンチェーンによる入金方法については、「知っとこ!ビットコイン図鑑」の解説がわかりやすいですので、下記のリンクをご覧ください。

この記事では実際にライトニング決済を行う部分だけを解説します。

Wallet of Satoshi での支払い(QRコード読み込み)

Wallet of Satoshi でライトニング決済をする場合、まずはアプリケーションの「Send (送信)」ボタンを押します。

Wallet of Satoshi の初期画面。画面下にある「Send(送信)」ボタンを押すと支払いモードになります。

すると、スマートフォンのカメラが起動します(この時、カメラへのアクセス許可を求められた場合は許可してください)ので、お店などから提示されている支払用の QR コードをカメラで読み込みましょう。

Lightning Base でライトニング決済を選択していただいた場合も、決済に使用している Zaprite サービス上で QR コードが表示されます。

Wallet of Satoshi で支払用の QRコードを読み込むと、送金額の確認画面になりますので、問題なければ「Send(送信)」ボタンを押します。

送金金額を確認したら、再度「Send (送信)」ボタンを押すと、決済が完了します。通常、即時~数秒で完了しますので、その決済の速さも体験してみてください。

Phoenix Wallet での支払い(QRコード読み込み)

Phoenix Wallet も基本的な操作は Wallet of Satoshi と同じです。カメラを立ち上げて QR コードを読み込んだら、送金額を確認して「Pay(支払い)」ボタンを押せば決済が完了します。

Phoenix Wallet で支払用の QRコードを読み込んだら、送金額を確認して「Pay(支払い)」ボタンを押します。

Lightning Base で ライトニング決済を使ってお得に買い物しよう

Lightning Base では、お支払い方法として、BTC・ライトニング決済を選択いただくと、お得な割引サービスが適用されます。とてもお得に商品が購入できますので、ぜひ Lightning Base でのお買い物時は、ライトニング決済をご利用ください。

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